オルガニートを購入すると、穴のあいていないこんなカードが付いてきます。
このカードに専用の穴あけパンチで穴をあけて曲を作ります。
実際の長さは約53cmです。
♪0.穴あけの基本
穴あけには守らなければいけないことが、2つだけあります。
- カードに書いてある横線上に穴をあけましょう。
一番上と一番したの線も使えます。
ずれたところにあけると音が出ないので注意してください。
- 同じ横線上に穴をあける場合は、約8mm以上間隔をあけましょう。
縦の実線の間隔が約8mmです。近すぎる場合にはどちらかの音が出なくなりますが、
あまり神経質にならなくても大丈夫です。
♪1.練習作曲
まず、練習をしましょう。
- どんな音が出るのかを確かめるために、短いカードを使って、穴あけをしてみましょう。
ブランクのカードを15cmくらいに切って、パンチを使って、
とにかくどこでもいいので適当に穴をあけてください。20個以上はあけましょう。
- 穴をあけ終わったら、演奏してみましょう。カードの矢印に従ってオルガニートに差込み、
ハンドルを回してください。どんな音が出ましたか。
♪2.本番作曲
では、本番の作曲をしましょう。要領は練習のときと同じです。
- どんな模様にするかを考えながら、まずカードに印を付けましょう。
練習作曲で良い音がした部分を真似してみたり、
絵や文字をイメージして模様を作ってみましょう。
太目のマジック(黒ではないほうがいいです)でカードに絵や文字を描いてみてください。
- 絵とカードの横線の交点に×印を付けましょう。
印が密集し過ぎないように注意してください。
カードに絵を書いて穴あけのための×印をつけた例。クリックすると大きい画像が見られます。
このカードをオルガニートで鳴らすとこんな音がします。
「たまのうた」(MP3/263KB)
- ×印の部分に、パンチで穴をあけましょう。
♪3.演奏
カードが完成したら、いろいろな方法で演奏してみましょう。
- カードの矢印に従ってオルガニートに差込み、演奏しましょう。
- カードを裏返して、差し込んでみましょう。
- カードを逆さまにして差し込んでみましょう。
- カードを裏返しの逆さまにしてみましょう。全部で4通りの演奏をすることができます。
- 演奏する速さ(ハンドルを回す速さ)も、変えてみましょう。だんだん速くしたり、
だんだんゆっくりしてみましょう。
どの演奏が一番良かったですか。
♪4.修正と仕上げ
- 音が足りないと思ったら、追加して穴をあけましょう。
- 音が多すぎると思ったら、穴を埋めましょう。
抜いた穴のカスを穴に戻して粘着テープで貼れば修正できます。
- 最後に、完成した曲に題名をつけましょう。いい題名が思いつかない場合は、
「○○作曲・オルガニートのための小品No.1」でもいいでしょう。
どんな模様に穴をあけると、どんな音が出るのか、たくさん作って試して、
気に入った部分があったら、その穴あけ模様をまた次の作品に使ってみて、
どんどん自分の気に入るものに近づけていっていってください。
更に、発展した作曲のヒントはこちら[STEP1]をご覧ください。
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